eMAXISシリーズとは?

eMAXISシリーズとは、三菱UFJ投信株式会社が運営するインデックスファンド(特定の株価指数との連動を目指す投資信託)シリーズです。
日経225やNYダウに連動するものから、債券・リート(不動産)と、様々なテーマを扱っています。
また株式/債券/リートを適切に組み合わせた”バランス”型の商品もあり、分散投資にもオススメです。
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「eMAXIS」 と 「eMAXIS Slim」、何が違う?
どちらも似た名前ですが、何が違うのでしょうか?
販売している証券・銀行が違う
「eMAXIS Slim」と「eMAXIS」では、以下のように差があります。
- eMAXISは、ネット証券のみならず、地方銀行で販売
- eMAXS Slimは、主にネット証券で販売
全世界株式インデックス

全世界株式(オール・カントリー)
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つまり、eMAXISは店頭販売がメインで、eMAXIS Slimはネット販売がメインであることが分かります。
この差は手数料にも関係します。
手数料が違う
例として、S&P500の商品の手数料を見比べてみましょう
シリーズ | 商品名 | 手数料(信託報酬) |
---|---|---|
eMAXIS | eMAXIS S&P500インデックス | 0.330% |
eMAXIS Slim | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.09680% |
「eMAXIS S&P500インデックス」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」で内容に大差はありません。
それなのに、eMAXIS Slimの方が0.23%も安いです。
これは前述の通り、eMAXISは店頭販売がメインで、eMAXIS Slimはネット販売がメインであるため、同じ内容でもeMAXISの方が手数料が高くなってしまいます。
商品数が違う
「eMAXIS」のが、「eMAXIS Slim」より多くの商品があります。
「eMAXIS Slim」にあるものは「eMAXIS」でも取り扱っています。
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手数料の差を考え、「eMAXIS」でしか扱っていない商品に投資したい場合のみ、「eMAXIS」を検討するのが良いでしょう。
他の投資信託と比較して、稼げる?
では、他の投資信託と比較した場合、収益性の高さはどう異なってくるのでしょうか?
SBI証券で人気ランキング上位3つのeMAXISと、カテゴリ平均を比較してみました
ファンド名 | 年利回り(eMAXIS Slim) | 年利回り(カテゴリ平均) |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 22.68% | 17.14% |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 18.37% | 15.29% |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 13.87% | 10.95% |
どの分野で比較しても、eMAXISの方が収益性で大きく他ファンドを凌いでいます。
信託報酬も、他のインデックスファンドが0.3%~ほどかかる中、たった0.1%弱と、めちゃくちゃ安くです。
おススメのeMAXISシリーズ
手数料の安さからeMAXIS Slimをおススメします。
その中でもオススメしたいのが、以下の2つです。
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
一番オススメしたいのはコチラです。
アメリカの株式だけではなく、日本を含む先進国ならびに新興国の株式や、国債、不動産と非常に幅広い分野に投資をしています。
つまり、このファンド自体が、様々な市場に分散投資をしているので、わざわざ他のファンドを買ってリスク分散する必要がありません。
にもかかわらず、年利回りは18.37%と驚異的です。

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
その名の通り、AppleやTeslaなど、S&P500に上場している企業をメインに投資しているファンドです。
年利回りに関しては、22.68%と非常に高いスコアを出しています。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と比べ、米国株式が殆どを占めるので、分散の度合いは低いですが、その分密なリターンを得られます。
より高い利回りを期待したい場合は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を検討してみると良いでしょう
