トライオート・トラリピの欠点
私自身、トラリピ・トライオートどちらも試していましたが、実際に運用してみると意外と手間がかかります・・・
わざわざ戦略考えるのがメンドイ・・・

トラリピ・トライオートでは過去数年間の相場データを元に戦略を組むことができます。
ある程度のリスク試算はできますが、実際に上記の画面を見せられたとしても、
- 資金効率が良いのかどうか
- リスクは適切に管理されているか
- この通貨ペアで運用するべきなのか、他のペアで運用するべきか
を判別するのは、情報も少なく、正直難しいです。
トラリピ・トライオートは、ほったらかしにできる点が魅力的ですが、
安全で効果的な運用を行うには、それなりの労力が必要です。
そのため、トレードに対する十分な知識と、入念な市場調査を行った上で、初めて効率的な運用が可能になります。
予め用意されているロジックは使えるの?

チャートは3年分しか表示していない
トラリピ・トライオートでは、予めロジックが用意されているため、それを使えば戦略を考える手間を省くことができます。
ただしこれらのロジックは、直近の相場にのみカーブフィッティングした設定になっています。
そのため見かけ上のパフォーマンスは非常に良いですが、長期運用した場合に大きな損失を招く恐れがあるので注意が必要です。
複利効果が活かしづらい

トラリピ・トライオートにおける注文量は固定されています。
評価総益がプラスになったときに大きく注文して、マイナスになったときは小さく注文して…といったことができません。
また運用を続けていく中で、資産が増えていった場合にも、効率的な資産運用を行うためには注文量を都度上げなくてはいけません。
資産状況に合わせて自動調節してくれる機能はないので、自身で慎重に手動調整する必要があります。
スプレッドが大きいときにもトレードしてしまう
スプレッドとは、FXで取引を行う際にかかる手数料です。
このスプレッドは相場状況に応じて拡大と縮小を繰り返しています。
自動でトレードしてくれるのはありがたいですが、スプレッドが大きいタイミングでもトレードを行ってしまいます。
トラリピ・トライオートでは、取引時のスプレッドを明記していませんが、実は利益から見えないコストが多分に引かれています。
レンジアウトに弱い

トラリピ・トライオートでは、予め決められたレンジに対してトレードを繰り返します。
しかし一度設定したレンジからレートが外れてしまうと、戦略として全く機能しなくなってしまいます。
レンジが外れる度に、既に保有しているポジションの状況を鑑みたうえで、再度設定を行わなくてはいけません。
ほったらかしでリピトレできるEAを開発
リピートトレード自体は再現性の高い手法で有効だと思っています。
トラリピ・トライオートどちらも素敵なサービスですが、より堅牢で好成績な投資を行うにはもう一声欲しいところです。
そこで、これらの欠点を克服したリピトレEAを開発しました。
等々…様々な工夫を凝らして、できるだけ人力を省きベストな投資結果を残すようにしています。
主に”自分で使う用”に開発したものですが、気に入っていただければ広めてもらえると嬉しいです。
私自身のリアル口座の運用成績も⇩より確認できますし、ブログでも都度報告していきます!
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